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としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年06月(1)

2005年06月に飲んだワイン

シャトー・ローデュック・ルージュ[2002]シャトー・ローデュック(2002)
2005/06/01 自宅にて

今日のワインは、ボルドー・シュペリオーレながら、フランスのフィガロや日本のワインナートで絶賛され、種々のコンテストで多数の賞を受賞している実力派、シャトー・ローデュック・ボルドー・シュペリオーレ・キュべプレステージ(2002)です。
上級クラスのワインに、インターネット世代の新ワインとの異名を持つ「D:VIN(ディーヴァン)」があり、フランスの三つ星レストランなどにもオンリストされる人気ワインとのこと。
シャトー・ローデュックは、ボルドー市内に程近い家族経営の小さなシャトーらしいのですが、残念ながらとしのすけの地図では確認できませんでした。(^^;)
畑は40ha、現当主は3代目で、息子達が醸造責任者、経理・販売責任者を勤めているらしいのですが、どっかで聞いた事のあるような布陣?
AOCはボルドー・シュペリオーレとなり、1/3の新樽で12ヶ月熟成。
セパージュはメルロー84%、カベルネ・ソーヴィニョン12%、カベルネ・フラン5%とのことです。(って、これ足したら101%じゃん?)(^^;)

しっかりした上げ底の重量級ボトル、5センチ級の上等なコルク、しかも、ビンテージがコルクの両面に刻印されているなんざ「なかなかやるジャン?」と思わせるものがあります。(笑)
開栓すると、心地よい果実香&リッチな樽香。(^^)
この樽香、深いロースト感やヴァニラのニュアンスがプンプンで、ズバリとしのすけのストライクゾーンの香りなのですが・・・ちょっと人工的な印象が否めません。
そう・・・この感じは・・・としのすけのワインハウスの隠れ人気コンテンツである「裏技」で作り出した味わいに酷似しているぞ~。(笑)
まさに、「ミディアムボディーの廉価版ワインに上等なバーボンを多めに混ぜたような」香りです。
色は、セパージュから想像するよりも薄く、グラスの底が見えそうな感じ。
でも、透明感や艶は優秀です。
口に含むと・・・これまた「ミディアムボディーの廉価版ワインに上等なバーボンを多めに混ぜたような」味わい。(笑)
濃い印象は全くなく、どこまでも上品でスムーズ。
果実味が若干樽に負けている感はありますが、深いローストのコーヒー、ヴァニラを強く感じることが出来ます。
弱っちいながら秀逸なのが果実味。
マルゴーを連想するような、チェリー&スミレの花のような芳香を放っています。
タンニンは、若干角を感じさせるところはありますが綺麗な収斂感をもたらします。
フィニッシュも長く、まろやかな酸味に好感が持てます。

HP:8+

このワインはなかなか優秀かもしれません。
まだまだ若く、少し茎のニュアンスもあるので、熟成後の複雑な味わいを期待させてくれます。
しかし、あまり長期に熟成をさせると果実味が足りず、アンバランスな熟成を遂げるかも?
あと2、3年後辺りがベストか?(^^;)
いづれにしても、この価格でこの味わいには脱帽です。
【ワインの科学】ワインの保管方法について

大切なワイン、どのように保存するのが良いのでしょうか?

これは、大変難しい命題ですが、ワインが持つ通常の飲み物やお酒の類と違った特徴
(1)ゆっくりとした化学変化(主として酸化)によって味わいが変化する余地がある
(2)殆どの場合、密栓にはコルクが使われている
を考えると、恐らく以下のような事が言えるのではないでしょうか。

まず、(1)「ゆっくりとした」化学変化(主として酸化)によって味わいが変化する余地がある について考えると、化学変化は、
◇高温
◇光
◇振動
によって加速される場合が多いことが知られています。
つまり、◇高温◇光◇振動があると、「ゆっくりとした」化学反応ではなく、劇的な化学反応が起こってしまう可能性が高まります。
その化学反応が、ワインの味わいにとって好ましいものであればある意味大歓迎なのですが、経験上、◇高温◇光◇振動に晒されたワインの味わいは悪い方向に劇的に変化するよいうです。
何故ならば、およそ13%のアルコール水溶液であるワインは、最終的に水と二酸化炭素になる途中、酢酸(酢ですね)水溶液の時期を経るのです。
アルコールが酸化した酢酸以外にも、微量の諸成分が酸化していく過程では、様々な「酸敗」「腐敗」臭、刺激的な香味を伴う物質も生成されます。
それらが非常に少量ならば「夢見心地」に誘ってくれますが、量が多くなると「吐き気」をもよおすような酷い味になったりするのです。
(ヒトの腋臭も、ごく微量ならば性衝動を喚起するフェロモン的働きをしますが、多くなると単なる「嫌なにおい」ですよね)(^^;)

次に(2)殆どの場合、密栓にはコルクが使われている ですが、これが曲者です。
ワインに「ゆっくりとした」化学変化(主として酸化)をもたらすためには、王冠やスクリューキャップのような完全に密封できるものでは不利です。
(ワインの上部空間に存在する微量の酸素で若干は酸化が進む可能性はありますが、それを使い果たすともはや酸化反応が出来なくなりますから)
そこで先人達はどうしたかというと、の知恵だったのか何なのか(結果論?)、緩く酸素が出入りできるコルクで栓をして、適度な「ゆっくりとした」化学変化を実現したわけです。
ご存知のとおり、コルクはコルク樫という樹の皮です。
従って、乾燥すると体積、形態が変化しますし、間隙もできます。
ですから、せっかくしっかりコルクで栓をしても、乾燥させてしまうと抜けたり、空気が自由に出入りしてしまって、「ゆっくりとした」化学変化ではなく、劇的な化学変化になってしまったりする危惧があります。
報告では、コルクが乾いてしまう湿度は55~75%ということですので、コルクを常に75%以上の湿度に保つ必要があるわけです。
(ただし、湿度が高すぎるとカビが発生するのでビショビショはダメです)

このように、
(1)ゆっくりとした化学変化(主として酸化)によって味わいが変化する余地がある
(2)殆どの場合、密栓にはコルクが使われている
というワイン固有の特徴を考えたとき、フランスの地下カーブは最高の条件だということに気付きます。
◇温度は低いが凍る程ではない
◇地下だから光は基本的に当たらない
◇振動が殆どない
◇湿度が高く、コルクが湿った状態に保たれる
という、条件が自然に揃ったわけですね。

さて、では日本ではどうすれば良いのかということですが、
○余裕のある方は「地下カーブ」
○手っ取り早くは「ワインセラー」 ← 楽天内ではココから探せます
○百歩譲って「涼しい押入れ」か「ダンボール」
ということになりそうです。(^^)

としのすけの経験では、温度は少しくらい高くても(日本の四季の範囲内)そんなに酷い味にはなりません。
また、湿度に関しても、コルクそのものの寿命である30年程度であれば、ワインを寝かせておく(ワインそのものでコルクに湿気を与える)だけで、かなりコルクを乾燥から守ることが出来ると思われます。
逆に大敵なのは光です。
・屋外に置いてあるプラスチックがすぐボロボロになる・・・
・屋外に貼られたポスターはすぐ色褪せる・・・
・色白が自慢だったのに、屋外でちょっと遊ぶと日焼やしみが・・・
そんな経験があると思いますが、屋内と屋外の一番の違いは光です。
「ゆっくりとした」化学変化には、とにかく光に当てないことが一等肝要です。
そして振動。
試しにワインの底に貯まった「オリ」を舐めて(食べて?)みてください。
あれを不味いと思ったら・・・揺すらないことです。(笑)

殆どの方は、自宅にワインセラーなんてわけにはいかないと思います。
そんな方の「押入れ保存」「ダンボール保存」のためのTIPSですが、

○出来るだけ涼しく、温度変化の少ない場所(極力高温にしない)
○ワインは新聞とかクッションでくるむ(遮光と断熱)
○ワインは寝かせて保管(コルクの乾燥防止)
○飲む3ヶ月前くらいから立たせる(オリや難溶・結晶性の物質を十分沈めるため。それらの味が気にならない・むしろ好きという方には不要)

それから、よく「冷蔵庫はダメ」といわれますが、としのすけはそんなことないと思います。
冷蔵庫の欠点といったら、
×ニオイが移ること
×冷えすぎること
×乾燥すること
くらい。
このような欠点を理解して活用すれば宜しいのではないかと。(^^;)

日本の地ワイン 玉諸(たまもろ)甲州日本の地ワイン 玉諸(たまもろ)甲州(2003)
2005/06/04 自宅にて

今日のワインは、メルシャンの名作?『日本の地ワイン』シリーズの中の甲州、玉諸(たまもろ)甲州(2003)です。

『日本の地ワイン』シリーズは、ぶどう品種と産地をわかりやすくシンプルに訴求し、併せて、栽培管理責任者・醸造責任者・収穫年・育成方法・味わいを表ラベルに明示したワイン。
ワインを育んだ風土、気候、人などに思いを馳せ「手作りの味わい」を実感してもらうとともに、産地が明確なことから来る「地ワイン」ならではの安心感やゆったりできる気分も味わってもらおうというのがメルシャンの狙いで、メルシャン勝沼ワイナリーの主要栽培地から、特に4つの産地と品種をフォーカス。
◇塩尻(しおじり)メルロー生産量:2,000ケース
◇塩尻(しおじり)メルロー(ロゼ)生産量:1,350ケース
◇穂坂(ほさか)マスカット・ベリーA生産量:2,000ケース
◇新鶴(にいつる)シャルドネ生産量:1,200ケース
◇玉諸(たまもろ)甲州生産量:1,200ケース
◇玉諸(たまもろ)甲州(スパークリング)生産量:1,650ケース
の4品種、6銘柄があります。

今日飲んだ玉諸(たまもろ)甲州は、標高約260mの平坦な甲府市玉諸地区の甲州葡萄100%を用いて醸されています。
ちなみに玉諸地区は、甲府盆地の中央部に位置するため、日照条件が良く、ぶどうの生育が県内で一番早い地域として知られています。

さて、そのお味ですが・・・

ボトルは、メルローでもお馴染み?の500mlの変形型扁平底ボトルでキャップはスクリュー式。
殆ど色のない(ごく薄い琥珀色)ワインが真透明な瓶に入っているので、まるでグラッパかマールのようです。(^^;)
開栓すると、弱い洋ナシ系の香りが。
色は殆ど透明と言っていい程です。(^^;)
スパークリングワインの気が抜けたみたいな色。(言い方、悪いですね)
香りと外観から推して、かなりスッキリ爽快系の味?
と思いながら口に含むと、意外に(といっても薄いですが)ボディーを感じさせます。
柑橘系の香りもあるかも?
凛とした酸味が爽快で、いわゆる「フレッシュ&フルーティー」な印象です。(笑)
逆に言うと、あまり個性のない辛口の白。(^^;)
フィニッシュも爽やかな酸味です。

HP:7

塩尻市桔梗ヶ原地区メルローの素晴らしさから、ずいぶん期待していたので、ちょっと荷が重かったかもしれません。
「玉諸(たまもろ)甲州」と銘打たなければ、とくに産地を意識することなく「フレッシュ&フルーティーなテーブルワイン」として飲んでしまいそうですが、決して不味いわけではありません。
価格相応に美味しいワインでした。
カベルネ・ソービニオン・レセルバ[2003]【ペレス・クルス】ビーニャ・ペレス・クルス・カベルネ・ソーヴィニョン・レゼルバ(2003)
2005/06/06 自宅にて

「初ヴィンテージにして国際コンクールの最高峰メダルを総なめ!これはもうチリワインの最高峰と言っても過言じゃありません!!従来のチリワインにはない気品と風格の“ビーニャ・ペレス・クルス”」
すっごいコピーですね。(笑)
そんなコピーを検証すべく、今日のワインはビーニャ・ペレス・クルス・カベルネ・ソーヴィニョン・レゼルバ(2003)といたしました。

ビーニャ・ペレス・クルスは、チリの優秀なビジネスマンであったドン・パブロ・ペレス・サナルトゥが「こだわりを持ったワインを造りたい」という考えから、マイポ・ヴァレーのリグアイ・デ・ウエルケン・エステートを購入したのが始まり。

マイポ・ヴァレーは、典型的な地中海性気候の地で、北のアタカマ砂漠、南の原生林と南極の氷原、東のアンデス山脈、西の太平洋に囲まれた地形が病気や害虫の進入を防ぎ、小石が多く水捌けが良い土壌にはアンデスから程よく水分が補給され、葡萄の生育には「約束の地」です。
そんな場所に、建築家ホセ・クルス・オバリェの手により、素晴らしいワイナリーが作られました。
そのコンセプトはまるでチリ版のモンダヴィ。(^^;)
ワインの移送は極力ポンプを使わない重力式。
もちろん、葡萄の受け入れからマロラクティック発酵までの総ての工程で完璧な温度管理がなされています。
(ベスト・オブ・ワイン・ツーリズム・アワード2003建築部門賞受賞)

今日のワインであるカベルネ・ソーヴィニョン・レゼルバは、葡萄は全て手摘み、収穫量は50hl/ha(フランスのグランヴァン並)、ステンレスタンク発酵、新樽と2~3年樽(アメリカンオーク65%、フレンチオーク35%)で熟成というスペックです。
セパージュは、カベルネ・ソービニョン91.4%、メルロー4.7%、カルムネール2.8%、コット1.1%。(コットはマルベックの別名称)

ボトルは高い上げ底の重量級。
エチケットはちょっと安っぽいですが、金の縁がついていて「お金をかけている?」感じ。(笑)
コルクは4.5センチの上物です。
でも、ビンテージの刻印は無いのでちょっとコストダウンが図られています。
開栓すると、酸味を感じさせる果実香と若干のヴァニラがたちます。
色は、若干紫の残る深いもので、透明感・艶は中庸です。
口に含むと、色から感じさせる以上のボディー。
赤系の酸味を伴った果実味とチリ・カベらしいスパイシーさが印象的です。
メルローを感じさせる煮詰めたフルーツジャムやカラメルといった複雑なニュアンスは優秀とも言えるのですが、残念なのがチリ特有の赤土系の香り。
タンニンもフィニッシュも綺麗なだけに、ちょっと残念です。

HP:8-

一言で言えば「チリ・カベの優等生」といった感じでしょうか。(笑)
しかし、チリワインとして価格を考えると、もう少しフィネス(赤土臭の排除)を追求して欲しかったかも。
☆★カロンセギュールが醸すロゼ☆★ロゼ・ド・カロン<ロゼ>[2001]ロゼ・ド・カロン(2001)
2005/06/09 自宅にて

今日は、久々&最後のロゼ・ド・カロン(2001)です。(^^;)
砂糖が焦げたような独特のカラメルフレーヴァーが炸裂する、ロースト感が特徴のワイン。
産みの親はハートマークのラベルにオシャレな赤文字、バレンタイン・デー御用達ワインとしてお馴染みのシャトー・カロン・セギュールです。

薀蓄?は、過去にいっぱい書いたので今日は省略。(^^;)

▼こちらで過去の記事の一部は拾えます。宜しければご参照ください。
ロゼ・ド・カロンに関する過去の記事

カロン・セギュール譲りのシンプルだけど品のあるボトル(軽いけど)(^^;)、5センチある上等なコルク、何よりも気品のある美しいロゼ・カラー・・・
ちょっと暑くなってきた今の季節には、爽やかさを感じさせる微発泡のロゼはなかなかいけます。(^^)
特に、キリッと冷やして飲むと、普段の焦し砂糖のような甘さが引き締まり、きれいな酸と相まって、爽やかな微炭酸葡萄ジュースのようです。(笑)

HP:8

しっかり冷やして、カジュアルに飲むのが宜しいかと存じます。
幸い、価格も非常にお手頃ですので、オシャレな夏の食前酒としても使えそうです。
そろそろ流通していないのではと心配しましたが、アフィリのリンクを作ろうと見てみたらビックリ!
2001年ビンテージもまだ売ってますし、2002年、2004年もあります。
フランスのグラン・ヴァン・シャトーもキャッシュ・フローを考えた経営に転換してきているのでしょうか、独自商材の開発に余念がないようで?(笑)
モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニョン [2003]モンテス・エス・エー / チリ /750ml /赤モンテスアルファ・カベルネ・ソーヴィニョン(2003)
2005/06/13 自宅にて

今日は久々のとしのすけ亭のハウスワイン、モンテスアルファ・カベルネ・ソーヴィニョンの2003年ビンテージです。

モンテスアルファ・カベルネ・ソーヴィニョンに関する話は、いろいろさせていただいておりますので、下のリンクをご参照ください。(^^;)

モンテスアルファ・カベルネ・ソーヴィニョンに関する話

早速ですが、お味のコメント。(^^;)

ボトルは、いつもながらの上品で高級感のあるもの。
一本一本白い紙に包まれているのがニクイ演出です。
ちょっとオーパス・ワンちっく。(笑)
ルーチェが褐色の紙、ラフィットが紫の紙に包まれたりしていますが・・・
やはり、紙に包まれているだけで何かリッチな気分になれます。(^^;)
ただ、変形ボトルとか、重いとかといった特別な特徴はありません。
コルクは5センチ級。
なかなか頑張ってはいるのですが・・・年々チャチくなっていくのが少し寂しいです。
品質も2002年ものより少し下がったかな?

開栓すると、2002年のようなアルコールのアタックはなく、重厚な果実香とヴァニラ系の香りがたちます。
物凄く上品!
これは・・・ボルドーの1級クラスのグラン・ヴァンに匹敵するかも。
閉じていることを全く感じさせない、2003年とは思えない程の香りのパワーですね。色は深い黒赤紫でいつも通り。
香りを嗅いで、色を見ている限りでは、若いオーパス・ワンとか、若いムートンとかとあまり変わらない?(^^;)
艶、濃さ、透明感、全て申し分ありません。
そして口に含みますと・・・
素晴らしい!
もしかしたら酸味が足りない?と思わせる程の完熟・凝縮した果実とグリセリン。
しっかりとフルボディーながら、スムーズでストレスのないタンニン。
鼻腔を満たす香りも、上品&パワフルな樽、クリーミーなヴァニラ、雑味なく切れの良いスパイスと全く非の打ち所がない感じ。(^^;)
フィニッシュも秀逸で、心地良い収斂感とバランスされた酸味と甘みがながく口腔に留まります。

HP:9

2003年のモンテスアルファ・カベルネ・ソーヴィニョンは、例年にも増してスーパーです!
例の「チリ香」も微小で本当に注意深く嗅がないと感じられません。
1980円でこの味を楽しめるのは、本当に幸せなことですね。
ハウスワインの座は安泰です。(笑)
【中華】金斗雲・牛魔王洞@横浜

会社の同期仲間+かつての同期(今や会社の経営者!)と楽しい飲み会でした。
メンバーが集まる都合上、横浜駅周辺が良いということで、いろいろ情報収集したところ、金斗雲・牛魔王洞がお値段お手頃でなかなか美味とのこと、思い切ってチャレンジしてみることに。

地図を頼りにお店を探すと・・・横浜駅周辺の中ではちょっとエッチ系のエリア。(^^;)
ソー○ランドとか、その手の映画館とかがある一角にひっそりと存在しています。

「西遊記」の牛魔王の屋敷をイメージしたお店らしく、店の入口はおどろおどろしい門が。
えっ?ここ?って感じの、これまたおどろおどろしい鉄の扉を開けると・・・(^^)
まるで、東京ディズニーランドのアトラクションの入り口のような、牛魔王の声でのお出迎え(脅し?)に驚かされます。

恐る恐る階段を下ると、テーマパークっぽい不思議な雰囲気の店内。
それぞれのテーブルが洞窟っぽいパーティションで区切られており、それなりのプライバシーがあります。

面白いのは、正時になると始まるミニアトラクション。
照明が暗くなり、雷鳴と稲妻が走ります。
(これって・・・イクスピアリのレイン・フォーレスト・カフェの乗りだぞ~)

肝心のお料理ですが、金斗雲・牛魔王洞は、飲茶と中国家庭料理が楽しめる「金斗雲」のなかでは唯一、魔王の西域料理?と呼ばれる洋食が楽しめる店とのこと。
確かに、いろいろとバリエーションに富んだメニューです。
どれも美味しそうだったのですが、面倒くさがりのおじさんばかりだったので、「北京ダックコース」(何と!\3000)を頼み、お酒はプラス1365円で飲み放題にしちゃいました。(^^;)
「美味しい」とは聞いていましたが、価格の割には立派な内容にびっくり!
ピータンも上等だし、北京ダックも絶妙の焼き加減で、結構本格的な中華でした。(^^;)
お酒は、食前酒に牛魔王という名のカクテル(キール?)をいただき、ビールで乾杯、その後はひたすら赤ワイン。(^^)
すっきり系のライトなボディーの赤はヴァルポリチェッラか?
中華に赤ワインは本当によく合いますね。

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